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木部防腐剤塗装について(仕上がりの見え方と特性)

カテゴリ :  
投稿日 : 2026/04/08

木部防腐剤塗装について(仕上がりの見え方と特性)

木部に使用する防腐剤塗料は、木材の内部に浸透し、防腐・防カビ・防虫効果を発揮する「浸透型塗料」です。
一般的な外壁塗装のように表面に塗膜(膜)を作る塗料とは異なり、木の中に染み込んで保護することが最大の特徴です。

■ なぜ仕上がりにムラ(濃淡)が出るのか

木材は一見同じように見えても、部位ごとに性質が異なります。

・年輪による硬さの違い(早材・晩材)
・節(ふし)の有無
・乾燥状態や含水率の違い
・表面の劣化状況(紫外線・風雨の影響)

これらにより、塗料の吸い込み量が均一にならず、結果として色の濃淡(ムラ)が生じます。

これは施工不良ではなく、「木材という自然素材の特性」によるものです。

■ 浸透型塗料の仕組み

防腐剤塗料は木の繊維の内部に入り込み、内側から保護します。

そのため
・吸い込みが多い部分 → 色が濃く見える
・吸い込みが少ない部分 → 色が薄く見える

という現象が起こります。

この濃淡こそが、浸透型塗料の正常な仕上がりです。

■ 均一にならない=悪い施工ではありません

「色が均一でない=手抜き工事では?」とご心配されることがありますが、そうではありません。

むしろ木部において完全に均一な仕上がりを求める場合は、木の表面に塗膜を作る「造膜型塗料(ペンキ)」を使用する必要があります。

しかし造膜型塗料は
・木の呼吸(湿気の出入り)を妨げる
・経年で剥がれや膨れが起きやすい

といったデメリットがあり、木部の保護という観点では必ずしも最適とは言えません。

■ 当社の施工基準について

当社では、木部の状態を確認しながら適切な塗布量・塗り重ねを行い、機能性と美観のバランスを重視した施工を行っております。

なお、以下のような状態は施工不良として判断し、適切に対応いたします。

・明らかな塗り残し
・極端な色ムラ(部分的に未塗装に見える状態)
・塗料の垂れや液だまり
・不自然な刷毛跡や仕上がり不良

■ 自然な風合いを活かす仕上がり

木部防腐剤塗装は、木の持つ本来の表情(木目・色の変化)を活かす仕上げです。
均一な「塗装感」ではなく、自然な風合いを大切にした仕上がりとなります。

この特性をご理解いただいた上でご検討いただけますと、よりご満足いただける仕上がりにつながります。

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